東京国立博物館特集陳列 漢・北朝の俑
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東洋館第5室 2008年9月2日(火)~2008年11月30日(日)
俑とは古代中国の人形です。人形といっても、玩具ではありません。当時の人々は、死後も墓のなかで生前とほぼ同様の生活を送ると信じていました。そのため、死者の魂に仕える召使・兵士・芸人・動物などを、主にやきもので作って墓に納めたのです。俑は古くから存在しますが、この特集陳列では、前3世紀から後6世紀にかけての俑を人物・鎮墓(ちんぼ)・動物に分けて紹介します。王朝でいうと、漢から北朝(南北朝時代に華北を支配した諸王朝)に相当します。
漢・北朝の俑には、手のひらに載るかわいらしいものから、高さが50センチを超える大きめのものまであります。姿かたちや表情にもご注目ください。微笑みをたたえた俑や、怒った顔の恐ろしい俑もあります。これらの俑には、役割や性別、時代などによって様々な違いが見てとれます。その多彩な表現が、俑の魅力のひとつです。
主な出品作品
*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
加彩侍女 中国 北魏時代・6世紀 広田松繁氏寄贈
加彩武人 中国 西晋時代・3世紀 中野欽九郎氏寄贈
加彩駱駝 中国 北魏時代・6世紀 横河民輔氏寄贈
阿印于
2008-09-28 21:40:36 发表在分类:
江湖通告 中
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